朝晩はまだ少し肌寒いなーなんて思っていたら日中は少しずつじめじめと暑くなってきました。。。(暑さに弱い担当)

環境省の熱中症サイトによると、近畿地方で大阪は《積極的な水分補給が必要な注意ゾーン》でした。
 
暑さ対策といえば水分補給!
本日は管理栄養士の私が選ぶ暑さ対策におすすめなドリンクをご紹介!

シーン別暑さ対策ドリンク


 デスクワークなら基本は《水》か《ノンカフェインのお茶》

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こちらがおすすめです◎

デスクワークの場合、特別なことがない限りは汗を滝のように流しながらお仕事!というシーンは少ないのではないでしょうか。(それが日常茶飯事よという方がいたらすみません(^-^)

身体を頻繁に動かすことがないのであれば、汗はあまりかかないので身体を動かす人に比べると塩分は失っていません。その為、積極的に塩分摂取!という必要はないと考えます。

 

 身体を動かして汗をたくさんかくお仕事の時は《塩分や糖質を含むドリンクを》

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こちらがおすすめです

日本スポーツ協会では、0.1~0.2%程度の塩分と、4~8%程度の糖質を含んだドリンクを推奨しています。

ご存知のとおり、汗をかいたら水分と共にミネラルも失われます。そのミネラルで一番失われるのが

ナトリウム(塩分)です。

汗を大量にかいた時に、水のみ摂取すると体液中の塩分濃度が下がる為、摂取した水を吸収できずに尿として排泄されてしまい、本当の意味で水分補給できた…!とは言えないのです。この時「糖質摂ってOKならジュースを多めに摂れるしめしめ(^-^)」と考えた方はいけません。

糖質は、腸管での水分吸収を速めることや、エネルギーの補給、甘味の調整として使用されています。ただ水分の吸収は糖質が2.5~8%程度含んでいるものが早く、8%以上になると吸収速度は逆に遅くなってしまうのです。その為糖質が10%前後含まれる、おいし~いドリンクは熱中症対策という目的では少々不向きなのです。

上記でおすすめしたドリンクの糖質量、塩分量を調べてみました。

 
なるほど。
大体の商品が水分吸収を速める、100mlあたり塩分量(0.1~0.2%)、糖質量(2.5~8%)であることがわかりますね!

ただ、こちらのドリンクも飲みすぎは注意!決して糖質が少ないドリンクという訳ではないのです。

 嗜好飲料として飲みたい時は

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あたりまえですが、ぜ~~んぶ塩!ソルティ
おいしく暑さ対策ができるなんてなんて魅力的なのでしょう。

これらのドリンクが嗜好飲料としておすすめという理由はお分かりの通り、「糖質が少々多い(^-^)涙」暑さ対策という名目で、糖質摂りすぎはいかんだろうということです。エネルギー補給の目的でもいいのですが、摂りすぎて余った糖質はなんとも残酷なことに脂肪へと変換される運命なのです。

管理栄養士コメント
暑くてたまらなくなるこれからの季節に備えて、しっかり対策を◎利用シーンに合ったドリンク選びをすることが大切です。

 

◎参考
https://www.wbgt.env.go.jp/
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/k3-34.pdf
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/heatstroke_leaflet202007.PDF