季節の変わり目に負けない!秋の免疫ケアとおすすめ食材

皆さんこんにちは。
秋を通りこして冬のような寒さにうんざりモードの管理栄養士のKです。
朝晩と日中の気温差が大きくなる秋は、体が温度変化に対応しようとして自律神経が活発に働き、疲れやだるさを感じやすくなる季節。
この寒暖差による自律神経の乱れは、体温調節や血流、免疫機能にも影響を与え、体調を崩すきっかけになります。
そんな時こそ日々の食事で「免疫力を整える」ことが大切です。
からだを守る力の要となるのは、免疫細胞をつくるたんぱく質、そしてそれを助ける抗酸化ビタミン(A・C・E)、さらに免疫の約7割が存在する腸内環境を整える食物繊維です。
秋ならではの旬の食材で免疫力を整える
🐟たんぱく質
からだの組織や免疫細胞の材料となる(秋鮭・さんま・かつお)
🔶ビタミンA
粘膜を守りウイルスの侵入を防ぐ(にんじん・かぼちゃ)
🔶ビタミンC
コラーゲン生成と抗酸化作用で免疫細胞を助ける(さつまいも・柿)
🔶ビタミンE
抗酸化作用で細胞膜を酸化から守り血流を促す(アーモンド・くるみ)
🍄🟫食物繊維
腸内環境を整え免疫細胞の働きを助ける(きのこ類・れんこん)
免疫UP!おすすめ料理3選
◆ 秋鮭ときのこのヨーグルト味噌漬け焼き (たんぱく質・食物繊維)
鮭のうま味と味噌のコクを、ヨーグルトでまろやかに。
たんぱく質を補いながら、きのこの食物繊維で腸内環境も整います。
ヨーグルトに漬けることで身がふっくら、塩分も控えめに仕上がるのがポイント。
◆ かぼちゃとくるみのバターソテー(ビタミンA・ビタミンE)
かぼちゃの自然な甘みと、くるみの香ばしさが相性抜群。
ビタミンA・Eの抗酸化作用が体を酸化ストレスから守り、肌や粘膜の健康維持にも◎
バターの脂質で脂溶性ビタミンの吸収率もアップします。
◆ 柿とさつまいもの白和え(ビタミンC)
柿の爽やかな甘みと、さつまいものほっくり感がやさしい秋の味わい。
豆腐のたんぱく質に加え、柿とさつまいものビタミンCが風邪予防にも役立ちます。
管理栄養士コメント
免疫を支える基本は「からだをつくる」「整える」「守る」こと。
旬の食材が豊富なこの季節は免疫力を整える栄養素をおいしく摂れるチャンス。
秋の恵みを上手に摂り入れてからだの内側から元気をチャージしましょう🍂
▼参考
花王株式会社|季節ごとのケア|ヘルスケアナビ
https://www.kao.co.jp/health-care/seasonal-care/001/
公益財団法人長寿科学振興財団|栄養素 |健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/index.html
